プロフィール
神奈川県横浜市出身。
結婚後、高齢者施設に勤務したことをきっかけに、大学院にて心理・福祉を学ぶ。
医療機関や福祉施設・教育現場等で、心理職やソーシャルワーカーとして仕事に従事する。
その後、大きな病気を経験し、改めて自分自身を見つめ、人生と向き合っていた時に訪れた諏訪の地で機織りと出会う。
織りなす柄に、無限の可能性を秘めた「八つ縄文織り」に魅せられ、信州上諏訪で120年以上続く糸店を営む高木義一朗氏に師事。
「八つ縄文織り」は江戸時代後期、「諏訪小倉」として全盛を誇っていた技法。
そこに表計算ソフト・Excelの機能を使い、「倍率」という要素を加えることによって、柄の拡大・縮小を自由に行なえる技法へと進化している。
自由に柄の世界を楽しみしながら、「健やかな織りを…」という師匠からの言葉を胸に、日々取り組んでいる。
八ヶ岳西麓に根付いた、計り知れないエネルギーと健やかさは、柳宗悦氏が提唱した「民藝」の原点。
世界に類を見ない希少な技法、糸一本から生地になるまですべての工程を手作業で行い、
作品を織り上げた時の大きな喜びと充実感、達成感は、言葉に尽くしがたいものがある!
手織り工房Jomonは、先人の思いを守り、進化させ、繋ぎ、
「八つ縄文織り」の魅力を、SDGsの視点を含め、国内はもちろんのこと、世界に向けて広く発信して行きたい!
自分のなかにある感性をめいっぱい表現し、織りの世界で思う存分人生を味わっていきたいと思っている。



制作過程






Gallery









八つ縄文織りイベント
八つ縄文織りセミナー&ワークショップ 開催予定 (2022年10月)

八つ縄文織りセミナー&ワークショップ 2021年 (1分35秒)
八つ縄文織りの考案者でもあり、別府ちなみさんの師匠でもある高木義一朗氏をお招きして、セミナー&ワークショップか開催されました。
高木義一朗氏は、信州上諏訪で120年以上続く「 いちき糸店 」を営み、八つ縄文織りを教えていらっしゃる先生です。
※このイベントは、「千代田区文化事業助成」の助成事業として開催されました