テーマパークのような美術館

アート

ジャン・ポール・ゲッティ美術館は、ロサンゼルス・サンタモニカの丘の上にあり、年間1300万人もの来場者が訪れるロサンゼルスでも人気の美術館です。 石油ビジネスで大成功を収め世界一の大金持ちとも言われたジャン・ポール・ゲッティのコレクションを基に1997年に開設され、現在はゲッティ財団によって運営されていて、無料で見学できます。 美術館へは、この専用のトラム(モノレールのような乗物)に乗って移動。 

 ホームには既にトラムを待つ沢山の人が溢れていて、ディズニーランドさながら。 5分間隔で出ているのでそんなに待たずに乗れましたが、もうこの時点でテンションが上がり、気分は遊びモード。 トラムに乗り込みしばらく登っていくと、木の葉の間から突然ロサンゼルスの景色が目の前一面に広がり、一斉に歓声が上がりました。 

 こんな景色が突然現れたら、感動しませんか? 

いよいよ美術館へ 

イヤホンガイドも何ヶ国語にも対応していて、身分証明書があればこちらも無料で利用できます。 

 1日に何度か学芸員によるギャラリーツアーがあり、ちょうどツアー待ちの行列ができていたので私も参加してみました。 私が参加したのは、5歳位から80歳位の方まで男女20人位のグループです。 

 学芸員の方の解説の後の質問タイム。幼稚園生くらいの女の子が「これは何を表しているの?」「これはどうしてこんな風に描かれているの?」と可愛い質問が出て、一気に微笑ましい空気に包まれました。 学芸員の方が分かりやすく説明すると、それを聞いた女性が、「それでは、こういう事なんですか?」と、一つの作品を見ながら話はどんどん膨らみ、次々いろいろな意見が飛び出しました。 私は初めてみる光景にただただ圧倒されるばかり! 子供の頃からこの様な環境で育っているので、美術館に行くことも・アートについて語り合うことも当たり前のことなんですね。子ども連れで美術館に行く事の少ない日本とはだいぶ違う環境、羨ましい限りですね。 

中世から現代までの西洋絵画や彫刻・工芸品などの展示がされているので、見たことのある作品や本で見た作品に出会うと嬉しくなってしまいます 

 屋上やあちこちに作品が散りばめられているそうで、作品探しも楽しそうです。 

 広場では作品を見る合間に休憩をしたり、食事をしたりしている家族連れで賑わっていました。 庭園を散歩したり、子ども達が走り回ったりとまるでピクニック来ているような光景。 ゲッティ美術館はファミリーで一日中楽しめるテーマパークのようでした。

アートのある暮し協会のサイトにご紹介いただきました