溝口赫舎里暁文（中国満洲族アーティスト）

プロフィール
新聞掲載記事
作　品
1. 満洲画への想い
2. G a l l e r y
動　画
1. マンチュリア・サマンライブペインティング

プロフィール

溝口赫舎里暁文　
ミゾグチへセリシャオウェン
Mizoguchi heseri Xiaowen

役　職

世界芸術家連合総合理事
亜細亜太平洋水墨画会副理事長
渤海大學文理学院客員教授
海南師範大學美術学院客員教授
暁水墨・細密画会主宰
満洲文化研究会主催カルチャーセンター講師

略　歴　（出展・受賞）

中国の遼寧省錦州市で満州貴族の家庭に生まれる。
名前にある赫舎里は満洲八大姓の一つである。
1991年以降、中国美術の最高学府国立浙江美術学院（現・中国美術学院）にて中国美術界で著名な諸氏の門下として、本格的な中国画の研鑽を積む。

1993年以降出展・受賞歴

1993年：来日
1993年：日・満夫婦画展中国
1994年：日・満夫婦画展日本
1996年〜1999年南京滞在
2000年：来日　千葉県佐倉市在住
2001年：以降、毎年アジア創造美術展招待出品　国立新美術館
2001年：個展　佐倉市美術館
2002年：千葉大学日本文化紹介　雪舟に学ぶ水墨画講座・実演会開催
2002年：日・中優秀画家展・当代水墨画展招待出品
2003年：日・満夫婦画展　東京交通会館ギャラリーGALLERY波瑠
2004年：個展　千葉三越画廊
2005年：国際書画大賞展　審査委員東京
2006年：特大彩墨画「希望」制作完成・千葉県鴨川市亀田病院収蔵（2,360mm x 1,370mm)
2007年：東京新国際書画展　国際書画金賞受賞
2007年：世界華人中国書画藝術精品大展招待出品北京
2007年：六人画展　青樺画廊京橋
2008年：フジテレビ「めざましテレビ」北京オリンピック関連番組
2009年：日中水墨画交流展招待出品台湾
2010年：特大彩墨画実演　浅草ビューホテル（3,000mm x 2,500mm)
2010年：世界華人藝術精品展招待出品香港大会堂　
2010年：東京新国際書画展　藝術功労賞受賞
2011年：オーストリア・日本　芸術家交流展招待出品
2012年：世界芸術家精品展招待出品香港・マカオ
2013年：特大彩墨画満洲魂制作完成　18m
2014年：アジア創造美術展　銀賞受賞　国立新美術館
2015年：夫婦二人展　銀座モダンアート画廊
2015年：個展　銀座創英画廊
2016年：満洲三姉妹芸術展　SAIENT・Dギャラリー
2018年：満洲三姉妹芸術展　ギャラリーカフェアルル
2018年：興亜観音寺（熱海）にて揮毫奉納
2018年：日・満夫婦展　銀座創英画廊
2018年：書画二人展　中国北京航空航天大学美術館
2019年：銀座創英画廊歳末展
2019年：個展　マンチュリア・アート夜会企画展　表参道ギャラリー遊龍館
2021年：個展　銀座ギャラリーGK
2023年：美は国境を超えて　特別栄誉賞受賞　
2023年：個展（スペース）ドラゴンアートフェスタ2023年 5月・9月　有楽町マルイ

出　版

『在日中国人たちによる水墨芸術のすべて』
『 2006年花鳥画年賀状素材集』
『張暁文細密画書葉』
『張暁文画集』
『溝口赫舎里暁文画集』

新聞掲載記事

詳細はこちら↓
https://mp.weixin.qq.com/s/8DwGDHTZyeaEpmqmtpAscA

作　品

満洲画への想い

暁文さんの作品は、満洲民族の宗教感が反映されている作品です。
広い大地、深い森、澄み切った青空と海をイメージさせる深い青色を加えることで、静かな世界観が表現され、おめでたい朱赤色を加えることで、満洲民族の未来を信じる心が表されています。
「自分自身が満洲人ということをしっかり心に刻み、常に満洲民族のスタイルと特徴に基づく自身の彩墨画を創作したい」暁文さんの満洲への熱い想いを伺いました。

満洲の人たちはあらゆるものに神が宿り、至る所に神がいると言われているそうです。あらゆるものに神が宿るという感考え方は、日本の神道に似ていますね。

左の作品「心のサマン」は、真ん中に壺に入っている蓮の葉が描かれていて、その周りには金色で描かれた人や動物のようなもの。そしてその後ろには、祈りの言葉が描かれています。この一つ一つに神が宿っているんですね。
そう思って見ていると、世の中の全てのものが光り輝いていて尊いもの、そんな荘厳さを感じます。

自然や自然を取り巻くすべてに畏敬の念を抱き描かれた、情緒豊かさな作品。暁文さんが大切な祖国満洲に思いを馳せて描かれた作品です。