世界中の水墨画が大集合
各国から寄せられた水墨画が一堂に並ぶこの展示、まず圧倒されるのはそのクオリティの高さ。どの作品もひとつひとつが丁寧で、じっくり時間をかけて観たくなるものばかり。気づけばかなりの時間見入っていました。


「墨 = 黒だけ」じゃなかった!
一番の発見だったのが、「彩墨画」の作品の多さ。国によっては、墨一色ではなく色彩豊かな表現が主流な国もあり、鮮やかな作品がたくさん。
余白が多いほど「引き算の美」を感じる日本の水墨画ですが、文化によって全然違うのもとても衝撃でした。
今までの概念を取り払ったようなユニークなの掛け軸もあり、空間の使い方や余白の取り方によってこれほど多様なんだと。






子どもたちの作品に、心がほっこり
この展覧会でもうひとつ印象に残ったのが、海外から寄せられた子どもたちの作品コーナー。大人の作品に圧倒されたあとに見ると、その自由さと純粋さがまた格別。「上手い下手」を超えたところにある、のびのびした感性に、なんだかほっこりしてしまいました。
会場全体がおだやかな温かい空気に包まれていて、それも含めてとても豊かな時間でした。
23回目となるこの展示会「美は国境を越えて」、言葉は通じなくても、筆と墨が描く世界はつながっている。そんなことを感じさせてくれる、素敵な展示でした。





