錦は絹織物の最高峰!

アート

コーディネーターの友人たちと一緒に、京都にある錦伝統織物「光峯(KOHO)」に見学に!

錦織は1200年以上前に中国から日本に伝わった多彩で精緻で豪華絢爛な絹の紋織物です。
「錦」という字は、その値が金に等しいので「金」と「帛」(絹織物)の文字を並べて作られたといわれています。

「錦」は絹織物の最高峰の芸術品で、世界的にも稀少な存在。
日本人にとっては憧れの対象であるとともに、日本の美として世界に誇れる素晴らしい伝統織物なのですね。
そんな貴重な存在の素晴らしい織物の作品の数々を見る事ができ、感動の連続でした。

錦に使われている絹糸は、半透明のガラス棒のようで、断面はやや丸みを帯びた三角形でのプリズムのような構造になっているそうです。

絹糸はこの構造によって光を透過・反射し、ダイヤモンドのように複雑な輝きをするとのこと。
そうした絹糸がもつ仕組みや性質を作品に活かすことで、錦の織物は光によって千変万化し、「光の織物」となるのだそうです。

古い時代の織物をその当時の製法で復元されている作品を見ながら、伝統織物を継承されていらっしゃる龍村周(たつむら あまね)さんの古代織物に対する熱い想いを伺い、この素晴らしい日本の伝統技術を後世に残したいと、今まで以上に強く思いました。

初めて聞く錦織物のお話に引き込まれ、今まであまり知らなかった織物の世界でしたが興味津々。
急に身近に感じられてもっと勉強してみたくなりました。
織物はやったことがありませんが、次回は工房で機織り体験をと思っています

日本には素晴らしい伝統文化がたくさんありますね!

光峯さんのホームページ↓
https://www.koho-nishiki.com/
素敵なサイトなので、ぜひご覧くださいね。