北鎌倉古民家ミュージアム

アート

紫陽花の穴場があるからと誘われて、高校の同級生4人で北鎌倉の古民家ミュージアムへ。

以前は、鎌倉や北鎌倉に何度も行っていたのに、この時期に紫陽花を見に行ったのは初めて。明月院は長蛇の列のようでしたが、さすが友人のオススメだけあって、古民家ミュージアムはそんなに混んでいなくて、ゆっくり見れて感動!

入口を入った途端いろいろな種類の紫陽花が咲き誇っていて、まさに紫陽花の饗宴!
圧倒されながら1ヶ所ずつ見ていくと、お花ごとにちゃんと名前がついていました。
「君の名は」「ひな祭り」「佳澄」「千代女」「星占い」「シャンデリア」「コンペイトウ」等々。

お花とネームプレートを見比べながら、「こんな素敵な名前がついている!」とテンション爆上がりでした。後で伺ったら、ここには100種類位の紫陽花があるそう。そのお花たちにみんな名前がついているって、とっても素敵ですね。

ミュージアムの建物を一周して紫陽花を鑑賞することができるのですが、古民家ならではの趣のある雰囲気の中で見る紫陽花は格別でした。来年もぜひ行きたいと思ってます。

紫陽花を見てから、古民家ミュージアムを鑑賞。
古民家ミュージアムは、福井から古民家と板倉、横浜の磯子区から古い料亭の計3棟を移築し合体・再生した建築。築年数は不明だそうですが、江戸時代から明治初期の建築と言われています。
移築再生に10年以上かけて、平成9年11月にようやく完成したそうです。

格式と趣きが感じられる建物の中に、素晴らしい展示の数々。
初めてみる、尾形光琳の弟・尾形乾山(けんざん)と乾山の娘・尾形乾女(けんにょ)の展示に、しばし見入ってしまいました。

この建物は、尾形乾女さんが平成9年に98歳でお亡くなりになるまで、美術、陶芸のお仕事をされていた場所。その乾女さんがお仕事をされていらした場所で作品を鑑賞できるという最高のシチュエーション。いにしえの時に思いを馳せ、至福の時間となりました。

「舌ヒデ子の河童展」も同時開催されていて、こちらもほっこりする作品に、癒されました。
なんとも言えない表情や仕草、とっても可愛いですよね〜💕

紫陽花で感動していましたが、ミュージアムに入って、またまた感動の連続でした。古民家ミュージアムを紹介してくれた友人に、感謝で〜す😊