八つ縄文織りイベント

イベント

アーツ千代田区3331で開催されている八つ縄文織りイベント。
今回2年連続で千代田区の助成金をいただいて、10月28日〜30日、セミナー&ワークショップを開催致しました。

午前中は、私が担当させていただき「インテリアと睡眠」のお話。
Jomon代表の別府ちなみさんによる、「八つ縄文織り」お話。
そして今回から新しくJomonのメンバーになった、元ランバンのパタンナー・菊池紀子さんによる実演と、盛りだくさんの内容です。
午後は実際に卓上機織りで作品制作するワークショップとなっています。

「八つ縄文織り」は、江戸時代後期、「諏訪小倉」として全盛を誇っていた長野県諏訪地方に伝わる日本古来の伝統的な織物技法を継承・発展させた信州諏訪の手織りの技法に「倍率」という要素を加え開発された織物です。

展示は、Jomon代表・別府ちなみさんが開発したジャケットやワンピース、インテリア商品としてのアートパネルなど普段あまり目にすることのない作品の数々。
絹や綿など自然の素材に、倍率の要素を加えて可能となった複雑な文様で織られた作品に関心が集まり、質問を交えながら真剣に見てくださっていて嬉しい限り。

無限に広がる図案と技法の「八つ縄文織り」を日本だけでなく世界に広げて生きたいと目を輝かせ、その熱い想いを語る別府ちなみさん、微力ですがこれからも応援させていただきたいと思います。