10月26日から始まったJAPANTEX,おかげさまで大盛況に終わりました。
3年ぶりの開催なのでたくさんの方が来場され、ブースにも次々お客さまが訪れてくださいました。
画像ではお伝えしきれないタペストリーのクオリティの高さや、初めて見る技法などに驚いてくださり、説明にも熱が入ってしまいます。
実演コーナーでは、終始たくさんの方が集まってくださり、気の遠くなるような細かい作業の一つ一つに釘付け。
機械で織り上がった後の一番大変な手作業の部分で、根気が勝負の作業に驚かれたり、感動したりと賞賛の声が絶えませんでした。さすが巧みの技ですね!
金剛仁王像のインパクトが大きく、コーディネーター仲間でも絶対見た方がいいと評判になっていたそうで、それを聞いてとっても嬉しかったです。
この作品は、高さ3mの大作で、通常の壁パネル2.7mでは展示できず、特別に3.5mの壁パネルを作っていただいての展示でした。
なので、作品の素晴らしさと大きささで、遠くからでも目立ったようです。
これは東大寺の金剛仁王像の写真をもとに制作された作品ですが、写真を撮っ時に必ず写ってしまう網目を取り除く作業に半年以上もかかってしまったそうです。
この細い網目をイラストレーターで取り除いたそうですが、制作に取り掛かる前にそんな大変な作業をされていたんですね。
この作品は以前大阪の会社に伺った時に実際に拝見させていただきその素晴らしさに感動していたのですが、今回その大変な網目を取る作業のお話を伺い、さらに感動してしまいました。
日本でも海外のように、タペストリーがもっと生活に身近なものになって、どこのお宅にも飾ってあるようになるといいですね〜!
下・今までの薔薇