原田哲治(ガラス作家)

プ ロ フ ィ ー ル

18歳からガラスの世界に飛び込み、イタリア・ベネチアに次ぐガラス王国である、スウェーデンの王室御用達の工房で厳しい修行をする。
北欧のガラステクニックをはじめグラール技法、アリエル技法の数少ない継承者。
主に作品制作に力を入れて活動中。

主 な 活 動 内 容

1971年:長野県出身
1990年:安曇野ガラスの丘アートヒルズにて創作活動開始
1994年:スウェーデンに渡り王室御用達工房Sutudio Glashyttan Ahusのスタッフとなる
マイスターオート・ツインザック氏に師事
1999年:丸善 信州・高原のガラス展 第4回ホビーフェスティバル併設展『信州の風』参加
2000年:「 グラススタジオ T2 」を山本達也氏と設立 活動開始
2003年:丸善 安曇野ガラス作家6人展(愛知)
2006年:TVチャンピオン「 ガラスアート選手権 」出場
2008年:ART BOX IN JAPA
2012年:長野県伊那文化会館美術展示ホール・ホクト文化ホール「 信州新世代アーティスト展」2012  
2015年:第6回現代ガラス展 in 山陽小野田 ヴェネチアのガラス作家・土田康彦氏とコラボレーションを始める
2016年:銀座 ゆう画廊にて二人展「 G2~ヴェネチア旅行記 」
2017年:磐田市 新造形創造館「原田哲治展 ~スウェーデン・グラール技法を中心としたファンタジーの世界~」
2018年:「 夢見るXmas展 」ギャラリーゴトウ
2018年:第14回日本のガラス展 代官山ヒルサイドテラス、ヒルサイドフォーラム 
2019年:Xmas Art Festa 2019 銀座TROIS NOEL]夢見るクリスマス」ギャラリーゴトウ    
2020年:「 原田哲治展 ガラスの中の浮遊+ Fi Ka & T 絵画とガラスのコラボ 」ギャラリーゴトウ
2020年:「 原田哲治のガラスの世界ー初夏の煌めきー 」小田急百貨店新宿
2020年:伊藤香奈さん絵画とガラスのコラボ他
2021年:「 原田哲治展 春への結び 」PALETTE GALLERY(麻布十番)
2021年:「 原田哲治ガラス展 初夏の煌めき 」小田急百貨店新宿
      
個展多数開催

技  法

グラール技法

グラール技法は、スウェーデンを代表するガラス工房オレフィス社によって、1914年前後に開発された技法です。
色ガラスをガラス玉に重ね、外側はガラスならではの滑らかさを感じられ、なおかつ内側に見える色ガラスの模様で装飾的な美しさも味わえる作品が作られるようになりました。

まるでガラスの中に絵が閉じ込められているような印象を与えるこの技法は、本場スウェーデンで今なお注目を集めています。

アリエル技法

アリエル技法とは、スウェーデンのガラステクニックの1つで、気泡の絵をガラスの中に閉じ込める技法です。スウェーデンを代表するガラス工房、スウェーデンオレ・フィス社によって1930年代に開発されました。
アリエルの名前は、シェークスピアの戯曲「テンペスト」に登場する空気の精霊「アリエル」に由来しているといわれています。

作 品