テーブルウェア・フェステイバル 2023

東京ドームで開催された「テーブルウェア・フェスティバル2023 」、今年は記念すべき30周年を迎え、盛大に幕を開けました。
このフェスティバルは、日本各地の窯元の作品や世界の陶磁器・ガラス・漆器など様々なテーブルウェア一が、一同に会する日本最大級の展示会です。

20年来のインテリアコーディネーターの友人と待ち合わせて会場に。
二人とも3年ぶりの参加なので会場に入った瞬間テンション爆上がり。

どこも素敵な展示であちこち目移りしてしまいますが、とりあえず定番の「ゲストによる暮らしを提案する食空間」から。
石坂浩二さん（俳優）・黒柳徹子さん（女優）・田川啓二さん（ビーズ刺繍）
東儀秀樹さん（雅楽師）・藤原紀香さん（俳優）・辺見えみりさん（タレント）
の6名の方が、日々の暮らしを彩る「おもてなしの食空間」を、個性豊かなテーブルセッティングとともに紹介されていました。（黒柳さんと田川さんはコラボでブース2つ分の展示）
皆さんそれぞれ個性あふれる展示でイメージも全然違いますが、なんだかその方らしさが感じられて素敵ですね。

特別企画「〜30年の歩み〜」
30周年を迎える「テーブルウェア・フェスティバル」を、歴代のポスターと、ポスターで使用された器とともに30年の歴史を振りかえる企画です。
私は何回目から参加したか覚えていないのですが、友人は3回目から参加したそうで、歴代のポスターを懐かしそうに見入っていました。
３０枚のポスターが並んでいる様は圧巻でしたよ。
「この年に開催された時にはこんなことがあったね ! 懐かしい〜」と、ところどころで立ち止まり、話が弾みます。
「 30年の間には、いろいろなことがあったなぁ」と、テーブルコーディネートの展示を見にきたはずが、懐かしい思い出話で盛り上がってしまいました。なんだか歴史の重み感じますね。

特集企画Ⅰ Galerie de Paris 〜パリを巡る〜
こちらは、世界の人々を魅了し続けているフランスの人気ブランドの展示。
フランスの華やかで上質なクラシカルやモダン、様々なデザインに溢れた展示を見せてくれるブースです。

イメージが膨らみワクワクしてしまうテーブルコーディネートにみんな釘付け。
あちこちでシャーター音が止まりません。
私たちも、「ここのブランドのお皿、コーディネートするのに最高ね！」
「このお皿の色とデザイン、斬新で素敵！今度使ってみたいね。」等々。
さらっと見て回るつもりが、なかなか先に進みません。
こんなに広い会場, この調子だと全然回りきれないと思いつつも、結局コーディネートの素晴らしさを心ゆくまで堪能させていただきました。。
ブランドごとの世界観とクォリーの高さ、ほんとに素晴らしかったです。

友人はテーブルコーディネーターとしても活躍していた時期があり、名古屋の展示会では見事大賞を受賞した持ち主。なので、いろいろな食器を集めていて、ブランドのこともマニアックなほど詳しくてびっくりしました。
期せずしてレクチャーしてもらいながら見て回るという、最高に贅沢な時間になりました。

特集企画 Ⅲ Celebration Champagne 　〜グラスの輝き〜
「自然の恵みをとっておきのグラスで、味わい愛でるセレブリティな時間。暮らしの悦びのシーンを煌めくグラスとともに」こんなキャッチコピーで紹介されていたブースです。
なんだか優雅な気分になりますね。

引き込まれてしまいそうな神秘的な青の世界。
今年は、瑠璃色・コバルトブルーと言われているようなブルーのグラスがひときわ目につきました。
元々私の大好きな色なので、なおさらそう感じたのかもしれませんが。