子どもの頃にタイムスリップ!

展覧会

千葉市美術館で開催中の「名前の知らないわたしと誰かが聞いている」

今回は、絵本・絵画・音楽・舞台美術など幅広い分野で活躍されている荒井良二さんの展覧会です。

2005年に日本人初となるアストリッド・リンドグレーン記念文学賞受賞をはじめ、国内外で数々の絵本賞を受賞されたり、芸術祭山形ビエンナーレの芸術監督を務められたりと、世界的な評価を受けるアーティスト。
荒井氏の活動は、絵本・絵画・音楽・舞台美術に至るまで、幅広い分野に及んでいます。
そんな有名な方ですが、作品を見るのはなんと初めて。

会場に足を踏み入れた途端、いきなり荒井良二氏ワールド全開で圧倒されました。

新作の立体インスタレーション。
展示室に点在する車輪のついた小さい家々に、それぞれに物語があり、旅をしているそう。
童心に帰って、見ているだけでワクワクしてきました。

綺麗な色遣いや簡素化された表現で、なんだか懐かしさを感じる暖かみのある作品がいっぱい。
たくさん出版された絵本も勢揃いで、表紙を見ているだけでもついにっこりしてしまいます。

親子連れも多く、作品を見ながら語り合う姿がとっても微笑ましかったです。
海外では、子供が小さい頃から一緒に美術館で作品を鑑賞するのが当たり前。
日本でも、親子で一緒に美術館で作品を鑑賞出来る機会がたくさんあるといいですね〜💕